マシニングセンタとは自動工具交換機能(ATC)を搭載したNCフライスの事です。
たくさんの切削工具をマガジンに搭載し、コンピュータの指示により、機械が自動で工具を交換し、ドリル、リーマ、タップ、フライス、エンドミルなどを用い、さまざまな加工を行う事ができます。
工具の自動交換が可能であることから、作業員による工具交換が不要な点において、非常に強みを持っています。
・ドリル、リーマなどを用いた穴あけ
→穴あけについては、こちらにて詳しい記事を書いているので、ご参照ください。通常の穴あけで発生するバリの出にくい、ゼロバリドリルも紹介しております。
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・タップを用いたねじ切り
エンドミルなどを用いた平面加工
主軸が垂直になっている。通常刃物の向きは上下方向に伸びている。
横型マニングセンタと比べると切粉(キリコ)の排出性は悪くなる。
主軸が水平になっている。通常、刃物の向きは左右方向に伸びている。 切粉の排出性が良いので、深く掘るような加工にも向いている。
他のマシニングセンタと比べて、大型のものが多く、大物加工に向いている。
マシニングセンタの中で、刃物を回転させる部分を主軸と呼びます。 BT/BBTBT30(30番)、BT40(40番)、BT50(50番)などのような規格が存在します。
数字が大きくなる程モノも大きくなり、剛性が上がるため、重切削が可能となります。
つまり、BT30よりもBT40、さらにBT50では、より大きいワーク(加工物)を、ゴリゴリと沢山削る事が出来るとイメージしていただければ良いです。
HSKについては別途説明します。
マシニングセンタの主軸とドリルやエンドミルなど加工物を削るための刃物を繋ぐ、とても大切なもの。
ホルダー、ツーリング、チャックなどと呼ばれたりもする。
また、刃物を掴む方式や商品名が多く存在するため、ドリルチャック、コレットチャック、ミーリングチャック、ハイドロチャック(油圧チャック)焼刃めホルダー、タッパー等々、色々な呼ばれ方をします。
立形で横型のような加工ができるよう、刃物の向き(回転軸)を変える、アングルヘッドという特殊なホルダーも存在します。こちらも別記事にて説明します。
センタードリルで位置決めを行い、ドリルで穴をあけ、リーマで綺麗な(狙い通りの寸法や真円度の)穴にします。
ドリルの切れ味が悪いと、狙った精度の穴を開ける事ができない、ドリルが折れるなどのトラブルの原因となるので、再研磨により、切れ味の維持が重要です。
ドリルの再研磨はグラインダーで行うことも多いですが、人の手で行うため、作業者の技術力に左右され、また、研磨後のドリルの状態もばらつきが出ます。
そのため、誰でも簡単に、均一の仕上げを実現できる、ドリル研磨機もよく用いられています。
ドリル研磨機については下記記事にてまとめているので、ご参照ください。
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