ドライバーは、大きく分けて貫通ドライバーと貫通ではないドライバーの二つに分けることができます。
この記事では、どちらを購入したら良いかわかるようそれらの違いを説明します。
貫通ドライバは先端からグリップの後ろまで軸が通っている、貫通しているドライバーをいいます。
貫通しているドライバーはハンマーで叩いて使用することが可能です。
通常のドライバーは金属が途中までしかなく、グリップ内部は樹脂や木材などでできているため、叩くことができません。
(筆者の周りでも、昔間違えて叩いて割ってしまった職人さんがいました。)
どのような時、叩いて使用するのか、プラスドライバーとマイナスドライバーにわけて説明します。
お尻をハンマーで叩くことが出来、用途が広がる事が最大のメリットです。
便利な反面、グリップ内部まで金属の実が通っているため、電気工事に使用する場合、感電する危険性があります。
電気工事に使用する場合は、貫通していない絶縁性の高いドライバーを選ぶ事をおすすめします。
金属部が多くなるため、貫通タイプでないものと比べると重量が重くなります。
金属部が多くなるからか、非貫通タイプと比べると比較的価格が高くなります。
腐食した(錆びた)ねじなどを外す際、ハンマーで叩き、振動を与える事でねじを緩ませ使用します。
ねじに対し、ビットの先端をあて、貫通ドライバーのお尻を数回ハンマーで叩くことで、回せないねじを外す事ができます。
マイナスドライバーの使い方で、マイナスねじを回す以外に「抉る(こじる、えぐる)」「タガネのように使う」場合があります。
こじるとは隙間にマイナスドライバーの先端を叩いて入れて部品を外す際などに使用します。小さいバールのような用途をイメージしていただければわかりやすいと思います。
貫通ドライバーを叩く際は、グリップを痛めないよう、プラスチックハンマーで叩く方がおすすめです。
コーケン/スナップオン
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