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中小企業診断士 経済学・経済政策 勉強法

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目次

    中小企業診断士1次試験について

    この記事では、中小企業診断士試験の1次試験の「経済学・経済政策」について、記載していきます。

    1次試験全体については下記に記載してあるので、合わせてご参照下さい。

    [blogcard url="https://tool-net.jp/%e4%b8%ad%e5%b0%8f%e4%bc%81%e6%a5%ad%e8%a8%ba%e6%96%ad%e5%a3%ab%e8%a9%a6%e9%a8%93-%ef%bc%91%e6%ac%a1%e8%a9%a6%e9%a8%93/"]

    中小企業診断士 経済学・経済政策の重要性

    中小企業診断士受験者にとって、経済学・経済政策は非常に重要な科目です

    2次試験には出題されない内容ではあるものの、例年1次試験の初日、最初の科目であることから 試験当日のメンタルを左右するという点において、最重要科目です。

    どのような内容が出るの?

    大きく分けるとミクロ経済学とマクロ経済学の2つが出題されます。

    ミクロ経済学

    市場のメカニズム 市場と組織の経済学 消費者行動と需要曲線 産業組織と競争促進

    マクロ経済学

    国民経済計算の基本的概念 主要経済指標の読み方 財政政策と金融政策 国際収支と為替相場 主要経済理論

    勉強時間

    勉強時間は100−150時間を想定して下さい。

    学習内容にはグラフの読み取り及び微分を含む数学的演算が含まれているため、その学習をするかの判断、学習する場合理解にかかる時間が学習時間に大きく影響します。

    グラフの傾き、切片、平行移動など数学的考え方が得意な方は得点源にしやすいが、苦手な方は苦労する部分も多いです。

    二次試験では出題されない科目のため、得意な方は得点源にする事を強くお勧めしますが、苦手な方はある程度割り切って確実に60点を抑えるラインを目指してください。

    経済学・経済政策の合格率

    年度合格率
    令和2年23.5%
    令和元年25.8%
    平成30年26.4%
    平成29年23.4%
    平成28年29.6%

    おすすめ学習方法

    純粋な暗記も多いが、グラフの読み取り簡単な計算のような理解を必要とする内容が多数あるため、説明を聞くことで理解が進みます。純粋に本を読むだけでは厳しい科目です。

    お勧めテキスト-TBC 速修テキスト

    筆者はTBCのテキスト+youtubeの無料講義を活用しました。 こちらの書籍はテキスト+練習問題(過去問)+youtube無料講義(テキスト全ページ分、30時間超)がセットで2,750円の超お買い得本です。

    講義授業は以下から視聴可能です。 [blogcard url="https://waseda-pub.com/archives/category/shindanshi/1ji-2021/01-keizai-2021"] メインはこちらで学習しました。

     

    その他科目のテキストも合わせて載せておきます。

    勉強方法

    1週目

    1週目は下記の順番で初めから最後まで、通して学習を行いました。

    テキストを読む⇨動画授業視聴⇨巻末の過去問題集を解く この時点では学習範囲全ての内容を掴む事と、一周やり遂げることを大切にしました。

    完璧に勉強したつもりでも1週終わることにはどうせ忘れているので、あまり気にせずにガンガン進めてください。

    ノンストップで動画を見続けても30時間以上あるので、気にしていたら1教科の勉強も終わることなく、挫折してしまいます。

    2週目以降

    1週目で授業を受けた時はなんとなくわかった気になっていたことも忘れていると思いますが、2週目はテキストを読み、問題を解いてみる。これで理解できる内容についてはそのままどんどん学習を進める。

    内容が曖昧な箇所についてはyoutubeの授業を1.5倍速にして再視聴の上で、問題を解きました。(理解度に合わせて、youtubeの再生速度を遅くしたり早くしたりはしてました)

    3週目あたりになると動画は殆ど見ることなく、テキストの説明と問題の解説を読めば理解できるようになっていると思いますので、あとは苦手な問題を繰り返し等てください。

    試験攻略入門塾 速習!

    ミクロ経済学、マクロ経済学二冊に分かれている、石川秀樹先生のわかりやすいテキスト。こちらもyoutubeで授業がついてきます。

    中小企業診断士、公務員試験、公認会計士試験の試験対策ように作られた書籍です。

    こちらの書籍を用いて学習すると実力はつきますが、中小企業診断士の学習用としては若干レベルが高すぎるため、学習していてわからない場所などをピックアップして活用することをお勧めします。

    この書籍を読んでも理解できなければその分野の学習をあきらめましょう。それくらい完成度の高いテキストです。

    関連資格

    中小企業診断士受験をきっかけに経済学の学習を始め、経済学に興味が出てきて勉強をする人は中小企業診断士合格ごに、経済学検定試験(EREミクロ・マクロ)の受験を検討して見たらいかがでしょうか。

    [blogcard url="https://www.ere.or.jp/"]

    中小企業診断士の一次試験学習中に並行して受けたくなるとは思いますが、あくまでも、中小企業診断士合格後に手を出すことをお勧めします。  

    科目免除

    下記を既に持っている方は「経済学・経済政策」の試験が免除となります。 こちら、他の科目と同じですが、持っている方は免除となりますが、 免除のためにこれらを取る方法を考えるのは時間がもったいないので、素直に中小企業診断士の1次試験の学習に当ててください。

    ・大学等の経済教授、准教授(通算3年以上)

    ・経済学博士

    ・公認会計士試験または旧公認会計士試験第2次試験において経済学を受験して合格した者

    ・不動産鑑定士、不動産鑑定士試験合格者、不動産鑑定士補、旧不動産鑑定士試験第2次試験合格者

     

    関連書籍

    試験勉強中は合格のことを考えれば、テキスト以外の書籍は前述の石川秀樹先生の本以外手を出さない事を強くお勧めします。

    あくまでも合格後にせっかく学んだ経済学の知識を忘れないようにする意味も含め、読んでみては如何でしょうか。

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