本記事では、デッキ屋のっつさんがおすすめする工具を紹介します。
プロ職人がおすすめする工具が、皆さんのツール選びに役立てば幸いです。
本記事は有限会社エーティーアークの職人さん"のっつさん"の協力をもとに作成しております。
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エビス水平器
写真のように取り付けた物の水平、垂直を調べる時に使用する。
中にある気泡が黒い線の中に入っていれば水平、垂直であることである。
これも精度の高い施工時に重宝してます。
エビスは水平器の老舗ブランドで、非常に人気のメーカー。周りの職人さんもほとんどの方がエビス製の水平器を使用しています。
水準器の選び方は別記事でもまとめているので、参考にしてください。
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タジマのマグネット付き
すぐ数字が消えちゃったら使い物にならないからな。
・1番のメリットは、目盛りテープ(数字が書いてある所)が丈夫で、長期使用が可能で経済的。
また、爪先がマグネット付きであれば、写真のように長く計るところも1人で楽に作業出来ます。
マグネット付きでない場合、1人抑える係が必要なため、作業効率化がアップ。
TOPオールステンレスラチェット
従来のラチェットは鉄製のものが多く、価格も安い。
ただし、外の現場などで使用すると、雨によってサビてしまうので、劣化が激しく長期の使用ができません。
ステンレス製は価格は高いが、サビに強く、長期の使用に耐えてくれるので、
写真のように仮設物を撤去し、デッキを敷く作業を行うデッキ職人にとって必要不可欠な道具の1つです。
TOP製or lobster製
仮設物のボルトやナットなどを緩めたり締めたりする時、ラチェットは決められたサイズのみ使用可能。
それに対してモンキーはネジを回すことで、ボルトやナットにサイズに合わせて使用できます。
デッキプレートの施工では、36mmあれば大体対応できるので、36mmサイズを使っています。
周りの職人さんはロブテックス製のを使っている人もいます。
番線カッター
土牛オールステンレスカッター
先程のラヂェット同様、鉄製だとサビによる性能劣化があるのでステンレス製にすることによって長く使用することができる。
写真のように番線やデッキを梱包しているスチールバンドを切るのに必要不可欠な道具です。
シンワ製スコヤ
金物などに真っ直ぐ線を書く作業の時に使用するもの。
写真のように物に当てることにより簡単に真っ直ぐ線を書くことができるので、精度が求められる仕事時に重宝してます。
スコヤといえばシンワといっても過言でないほど、周りでもシンワ製スコヤを使っています。
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ペンは建材、工業資材にしっかりかけるフエキのマーカー
木材、ベニヤ、塩ビ管、ガラス、金属、コンクリートなど、色々な素材に書けます。
安全靴、作業靴のメーカーはたくさんありますが、アシックス、ミズノといったスポーツメーカーの作業靴は
履き心地にこだわっており、毎日歩く作業に非常に向いています。
足元の悪い場所での作業が多い現場でも「歩きやすい!疲れにくい!!」などの声も多く、価格は高いものの、多くの職人に愛されています。
溶接作業を行う際、紐タイプだと溶接火花が当たり燃えてしまいます。
そのため、溶接を伴う現場では紐タイプではなく、マジックテープ型が多く使われています。
神戸製鋼
デッキ溶接時において使用する軟鋼溶接棒。
他のメーカー(日鐵、ヒュンダイなど)に比べて被覆部が丈夫であるため溶接しやすい。
湿気が多い日でも他のメーカーと比べても溶接しやすいなどの利点があり、
エーティーアークでは神戸製鋼製が採用されています。
ヘルメットに専用金具を取り付けて使用する溶接遮光保護面
溶接時の光で目を傷つけないよう取り付ける遮光保護面
目を守るために必要なものの、重量が重くヘルメットの付け心地が悪くなる。
有限会社エーティーアークでは快適に仕事をできるよう、
ヘルメットに内蔵されている保護シールドを遮光型に変更している。
かつて現場溶接では交流溶接機が主役でした。
交流溶接機はとても重く運ぶのも一苦労、
特に私たちの仕事では電気設備などは整っていない現場も多く、とても苦労していました。
それが直流溶接機の登場により1人で持ち運び可能にな利、仕事前の段取りが大幅改善され作業全体の効率がアップしました。
デッキを敷いた後で、電気屋、設備屋などがデッキアンカーと呼ばれるものをつける前に穴あけが行われます。
このデッキアンカーは後々天井を吊るす全ネジなどで使うものです。
もし詳しく知りたい等ご要望があれば別途記事にいたします。
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