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わかばちゃんのバイクツール紹介

導入

こんにちは。わかばちゃんです。

 

今回もバイク好きな方々に役立つ情報をお伝えしたいと思います。

今日はバイク整備に使う工具についてお話ししたいと思います。

バイクは自分でメンテナンスすることで、愛着が深まりますし、トラブルにも対処できますよね。

でも、どんな工具が必要なのか、どうやって使うのか、分からない方も多いと思うの。

そこで、私が実際に持っている工具や、欲しい工具を紹介しながら、バイク整備のコツを教えちゃいます。

バイク整備に必要な工具

まず、バイク整備に必要不可欠な工具は、

 

ドライバー、レンチ、六角レンチ、プライヤー。

これらはボルトやナットを締めたり緩めたりするバイクを整備する時に必ず使うよ。

- ドライバーは、プラスねじやマイナスねじを締めたり緩めたりする工具。

ドライバーの先端とねじのサイズが合っていることを確認し、ねじを押しながら回すのが正しい使い方。

- レンチは、ボルトやナットを締めたり緩めたりする工具。

レンチの口とボルトやナットのサイズが合っていることを確認し、レンチの長さに合わせて適切な力をかけるのが正しい使い方。

- 六角レンチは、六角穴付きボルトを締めたり緩めたりする工具。

六角レンチの先端と六角穴のサイズが合っていることを確認し、六角レンチの長辺と短辺を使い分けるのが正しい使い方。

-プライヤーは、物をつかんだり曲げたり切断したりする工具。

プライヤーの口の開きを調整して物に合わせることができる。プライヤーの口には滑り止めや切断用の刃などが付いているものもあるよ。

レンチや六角レンチとラチェットレンチの違いも説明するね。

ラチェットレンチとは、ラチェット機構を有するレンチのこと。

ラチェット機構とは、正方向・逆方向の回転を一方向のみに制限してくれる機構で、そのおかげでボルトやナットの締め付けや緩める作業を素早く行うことができるの。

レンチや六角レンチは、ラチェット機構がないため、回すたびにヘッドをはめ直す必要があってそのため作業効率はラチェットレンチよりも低くなる。

しかし、ラチェットレンチにも欠点があるよ。

ラチェット機構はギアで動いているため、

大きな力をかけるとギアが壊れる可能性があり、また、ギアの隙間にゴミが入ると動きが悪くなることもあるから注意してね。

レンチや六角レンチは、ラチェット機構がない分、シンプルで丈夫な工具。

力をかけても壊れにくく、メンテナンスも簡単。

どっちを使うかは、作業内容や環境に応じて判断する必要があるの。

一般的には、以下のような基準で使い分けると良いいよ。

- 回せるスペースが少ない場合は、細かく動かせるラチェットレンチを使う

- ボルトやナットのサイズが多種多様な場合は、ソケットを交換できるラチェットレンチを使う

- 最後にギュッと締め上げる場合や、固着している場合は、力をかけられるレンチや六角レンチを使うなど。

それぞれの役割りはこんな感じかな。

よく使うラチェットレンチの話をもう少し詳しくするね。

特にラチェットレンチに差し込んで使うソケット。

このソケットはボルトやナットのサイズに合わせて選ぶ必要があるの。

国産車の場合はミリサイズ(mm)を使うけど、輸入車の場合はインチサイズ(in)をよく使うよ。

私は国産車しか乗っていないからミリサイズしか持っていないけど、、、。

そしてソケットを選ぶ際に注意するポイントやコツを紹介するね。

両方のサイズのソケットを持っていると、国産車だけでなく、輸入車のメンテナンスもできるようになる。

友人のハーレーダビッドソンのバッテリー交換を手伝ったことがあって、その時はインチサイズのソケットが必要だった。

国産車では10mmや12mmのボルトが多いけど、

ハーレーでは3/8インチや7/16インチなどのボルトが使われてるの。

その時はインチサイズのソケットを持っていなかったから、私の工具では作業ができなかったの。

あとで借りたけどね、、、。

私が整備するバイクのほとんどは国産車だから

その時は必要なかったのかもね、、、

ハーレーは憧れだから。いつか私も乗りたい。

そしてミリサイズ、インチサイズ関係なく、

ソケットを選ぶ際に注意するポイントは、ボルトやナットにぴったり合わせること。

サイズが合わないと、ボルトやナットを傷つけたり、締め付け力が不足したりする可能性があるよ。

これらの条件が揃っていないと、ネジが舐めたり、傷ついたりする可能性がすごく高い。

(舐めるとは、ネジやボルトの頭や山が摩耗して、工具がかみ合わなくなることを言うよ。)

その後に舐めたネジやボルトは、外したり締めたりするのが困難になるよね。

これについては対策もあるので最後に話するね。

ソケットの話に戻るけど

ソケットは、ラチェットレンチに差し込んで使う工具。ビットソケットとも言うよ。

六角形やトルクス形状などのビットが先端に付いていてビットは交換可能なものもあるよ。

ビットソケットは、通常のソケットでは回せないような特殊なボルトやナットに対応できるの。

特殊なボルトは、盗難防止や強度向上などの目的で使われる事が多い。

例えば、バイクのタンクキャップにトルクス形状が使われていたり、シートロックに使われていたり、、、

このようなボルトを回すには、トルクス形状のビットソケットが必要なの。

特殊だからね。

そしてソケットのおすすめのメーカーや製品も紹介するよ。

主に人気があるのはSnap on、KTC、TONEなど。

Snap onはアメリカのメーカーで、高品質で高価な工具を作っているの。

KTCとTONEは日本のメーカー、こちらも高品質で主に国産車に合わせたサイズや形状の工具を作っている。

ソケットの製品としては、Snap onのフランクドライブソケットやKTCのネプロスソケットなどがおすすめ。

Snap onの

-フランクドライブソケットは、ボルトやナットの角ではなく側面に力をかけることで、傷つけずにしっかりと回せるの。

KTCの

-ネプロスソケットは、薄肉で軽量ながら強度が高く、狭い場所でも使いやすい。

さらにバイク整備に役立つ工具として、トルクレンチがあるよ。

トルクレンチとはボルトやナットを一定の力で締めることができる工具。

バイクの部品には適正な締め付けトルクが決められていて、それを超えると破損したり緩んだりする可能性があるの。

そこで、トルクレンチを使って正確に締め付けることが大切なの。

私は安価なものしかもっていないけど、ホントはKTCの9.5sp.デジラチェがほしいの。

これはデジタル表示でトルク値を測定できる高性能なトルクレンチで音と振動で締め付け完了を知らせてくれるので、とても便利だよ。

私が欲しいと思っている憧れの工具もあるの。

それはアストロプロダクツ(ASTRO PRODUCTS)のハーレー用車載インチ工具セット。

これはハーレーに使用されているインチサイズの工具が一式入っているツールセットで、私はハーレーには乗っていないのだけれどインチサイズの工具はまだ全然揃っていなくて、使う機会があればミリサイズの工具で代用しているの。

まっ今はハーレーにも乗っていないから必要はないのだけれど(笑)

このセットはコンパクトで車載にも便利で、

もしいつかお金が貯まってハーレーに乗れる機会があればこの工具達も買って集めてみたいと思うの。

まっ夢だけどね。

そしてこれらをまとめている使い勝手のいい

車載ツールセットがあるの。

私の今持っているコンパクトで車載出来るツールセットはホームセンターに売っている安いツールセットだけど、ホントはお金があったらKTCの9.5sq.ライダーズメンテナンスツールセット

(14点入り)を買いたいと思っているんだ。

これはコンパクトで持ち運びやすく、特にラチェットレンチは狭い場所でも作業しやすくて便利なんだよね〜。

必要最低限の工具が揃っていてツーリングにも持っていきやすいの。

セット内容は14点と少ないけど、ほんとバイク整備に欠かせない精度の高いオールスターズの集まりなの。

KTCの車載ツールの内容はこんな感じ↓

KTCのライダースメンテナンスツールセット

・9.5sq.セミディープソケット(六角)

・9.5sq.スライドヘッドハンドル

・9.5sq.エクステンションバー

・コンビネーションレンチ

・ラチェットドライバー(8種)

・ロッキングプライヤ

・モンキーレンチ

だけどこのセットはなかなか高価なものだから

まずはKTCを買う前にTONEのビットラチェットセットにしようかな〜

これもバイク整備に必要なものが入っていて使いやすそうだし、精度も高いし、なんてったってシート下のスペースにはいるし、【TONE】のロゴも好き。

 

TONEのラチェットビットセットBRS20Cの内容は

・ドライバービット(+)各2個

・ドライバービット(−)

・ヘキサゴンビット

・T型トルクスビット

・ビットアダプター

・エクステンションビットホルダー

・ビットラチェットハンドル

の22点の内容量豊かでかなりコンパクトで小さな箱に収納されていてバイクのわずかな隙間にも入るサイズなの。

すごい便利でしょ。

まとまった車載工具を使うのであればこれらの工具セットね!

そしてボルトに負荷がかかって舐めたりするのが心配ならこんな道具を試してみね。

舐めを防ぐために使われる道具

トルネードソケット

これは、舐めたボルトやナットを外すための特殊なソケット。

内部に鋭い刃があり、ボルトやナットの頭に食い込んで回すことができるの。

ラチェットレンチに装着して使用。

舐めたボルトやナットを交換する際に便利だよ。

【トルネードソケットのおすすめメーカー】

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トルネードソケットのおすすめの種類やメーカーとしてはこんなのがあるよ。

・TONE(トネ)

トルネードソケット:高品質で信頼性の高い日本製のソケット。

サイズは8mmから32mmまであり、1個から購入できるよ。

また、セットも販売されており、専用のホルダー付きで収納しやすいの。

・Ko-ken (コーケン)

ロックナットバスター:ロックナットを外すために開発されたソケット。内部に溝があり、ロックナットの頭を噛み込んで回します。

サイズは10mmから24mmまであり、これも1個から購入できるよ。

・SIGNET (シグネット)

ボルトリムーバーソケット:舐めたボルトやナットを締めたり緩めたりできるソケット。内部に歯があり、ボルトやナットの頭に引っ掛かけて回します。

サイズは8mmから19mmまであり、こちらも1個から購入できるよ。

また、セットも販売されて、専用のレール付きで収納しやすいのも特徴。

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※フランクドライブソケット

これは、舐めを防ぐための高品質なソケット。

通常のソケットは、ボルトやナットの角に力をかけるけど、フランクドライブソケットは側面に力をかけることで、傷つけずにしっかりと回せるの。

【フランクドライブソケットのおすすめメーカー】

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・ Snap on:米国発祥のプロ用工具メーカーで、フランクドライブ・レンチシステムを開発した会社。

・KTC:日本の工具メーカーで、自動車整備用工具やバイク用工具などを製造しているよ。

・TONE:日本の工具メーカーで、トルクレンチやインパクトレンチなどの高品質な工具を提供しているの。

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※フレックスヘッド ボックスレンチ

これはヘッド部分が可動することで、狭い場所や角度のある場所でも作業しやすいレンチ。

【フレックスヘッドボックスレンチのおすすめメーカー】

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・フレックスヘッドソケット (十二角):ソケット部分が十二角形状で、フレックスヘッド機構を備えたレンチ。

代表的にはKTCやSIGNETなどのメーカーが販売しているよ。

・ラチェッティングボックス/オープンエンド

15°オフセットレンチ

オープンエンド部にはフランクドライブ・プラスを採用していて、

ボックスエンド部にはラチェット機構とフレックスヘッド機構を備えたレンチ。

Snap onやトップ工業などのメーカーが販売しているよ。

・ 高耐久ダブルフレックス・ラチェッティング・ボックスレンチ

ロングレンジで生まれる高トルクに耐えることができるレンチで、両端ともフレックスヘッドとラチェット機構を備えています。

代表的にはスナップオンやS.E.K.などのメーカーが販売しているよ。

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おすすめ防錆剤

そして次はボルトの部分に塗るタイプのクリームを紹介するね(舐めたりする場合の対処法)

・ネジロック剤

これは、ネジやボルトを締め付けた後に塗る液体のクリーム。

乾くと硬化して、ネジやボルトが緩んだり回ったりするのを防ぐ。振動や衝撃で締り強くなる。

赤色や青色などの種類があるけど、赤色は強力で外すのが困難になる時があるから十分に注意が必要よ。

ネジロック剤は、ボルトやナットの緩みを防ぐために塗る接着剤の一種。

ネジロック剤には液体タイプと半練りタイプがあるけど、半練りタイプはクリーム状になっていて、塗りやすく、液だれしにくいという特徴がある。

(両タイプのオススメを紹介するね。)

ー液体タイプのおすすめー

・  LOCTITEスレッドロッキング

  (嫌気性ねじゆるみ止め接着剤)

赤色の高強度タイプで、カムシャフトやクランクシャフトなどの永久固定用に適しています。使用温度範囲は-55度から150度。

・ パーマテックス

(ネジゆるみ止め剤 ねじロック)

青色の中強度タイプで、一般ネジ部品や取り外し可能な部品に適しています。使用温度範囲は-55度から150度。

ー半練りタイプおすすめー

・ パーマテックス

(ネジゆるみ止め剤 ねじロック)

赤色の高強度タイプで、リップスティックのような形状になっています。ボルトやナットに直接塗ることができ、高温や振動にも強いです。

・ Snap on

(フランクドライブ・レンチシステム)

青色の中強度タイプで、チューブ状になっています。ボルトやナットに塗布すると、嫌気性接着剤として働きます。再利用可能で、通常の工具で緩めることができます。

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次はネジやボルトをゆる緩める時のクリームを紹介するね。

・アンチシーズ剤

これは、ネジやボルトを締め付ける前に塗る金属質のクリーム。摩擦や錆びを防いで、ネジやボルトが滑りやすくなる。熱にも強い。アルミニウムや銅などの種類があるけど、使用する部品の材質に合わせて選ぶ必要があるよ。

【アンチシーズ剤のオススメ】

・ヘンケル

(焼付防止潤滑剤):銅ベースの焼付防止材で、金属部品のサビ、腐食、かじり、焼付から守ります。スパークプラグやエキゾーストマニホールドなどに適しているよ。

・パーマテックス

(焼付防止耐熱剤):アルミニウムベースの焼付防止材で、871℃までの耐熱性がある。

シリンダー、エキゾーストヘッダー、ブレーキキャリパーなどに適しているの。

・NEVER-SEEZ (ニッケルスペシャルグレード):ニッケルベースの焼付防止材で、1425℃までの耐熱性があります。ステンレスやチタンなどの合金にも使用できるよ。

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こんな感じでほんといろいろたくさんあるよね。

いろいろと使い試してどれがいいのかやってみると良いかもね。

これも楽しみの一つだ。

Q&A

最後にQ&A式の質問と答えを

少しだけだけどみんなのバイクライフに役立ててね。

Q.国産のバイク整備に必要不可欠な工具を教えて

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A.最低限必要な工具は、ドライバー(+・-)、コンビネーションレンチ、六角レンチ、プラグレンチ、ラジオペンチ、タイラップ、ビニールテープ、カッターナイフ。

これらの工具は、日常のメンテナンスや緊急時の修理に対応できるよ。

Q.工具の選び方について教えて

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A. 工具は自分のバイクに合ったサイズや規格を選ぶことが大切。

工具を購入する際には、自分のバイクのボルトやナットサイズを確認しておこう。

Q.工具は信頼性が高いメーカーの方がいいの?

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A.標準で付属している工具は精度や使いやすさが低いものが多いの。市販品と入れ替えることをおすすめするよ。

精度が低い工具を使用するとネジ山やボルトの角を潰してしまう可能性があるからね。

※今回の内容とは少しだけそれるけどこれも参考にしてみてね。↓

Q.バイクのオイル交換はどのくらいの頻度で行うべきですか?

―――――――――――――――――――――

A.バイクのオイル交換は、走行距離や使用状況によって異なるけど、一般的には**3,000kmごとまたは半年ごとに行うことが推奨されてるよ。

オイル交換を怠ると、エンジンの摩耗や燃費の低下などのトラブルにつながる可能性があるから気をつけてね。


Q.バイクのタイヤはどのようにして空気圧を調整すればいいですか?

―――――――――――――――――――――

A.バイクのタイヤの空気圧は、メーカーが指定した適正値に調整する必要がある。空気圧が低すぎると、タイヤの摩耗やパンク、ハンドリングの悪化などの危険もあるよ。空気圧が高すぎると、路面との接地面積が減り、グリップ力や乗り心地が悪くなる。空気圧を測るには、エアゲージを使ってタイヤバルブに差し込む。空気圧を調整するには、エアコンプレッサーを使って空気を入れたり抜いたりしてね。

Q.バイクのチェーンはどうやって清掃・注油すればいいですか?

―――――――――――――――――――――

A.バイクのチェーンは、汚れや錆びを防ぐために定期的に清掃・注油する必要があるよ。

清掃するには、チェーンブラシやラグなどでチェーンをこすりながら汚れを落とす。注油するには、チェーンスプレーなどの専用の油剤をチェーンに吹き付ける。注油後は、バイクを走らせて油剤をなじませてね。

以上、バイク整備に関するQ&Aでした。

こんな感じで私かばちゃんはバイクで使えるツールや使用、メンテナンス方法を紹介したよ。

また次回もみんなの役に立てるようにいろいろな発信をするのでまた見に来てね。

ここまで見てくれてありがとうございました。

それでは(^^) byわかばちゃん。


 

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