【貿易】輸入の流れ-発注〜日本国内指定場所への配送まで-

貿易
この記事のポイント
  • 輸入ってどんな流れか?
  • 各ステップでやることは?
  • 海外とのやり取りで注意点は?

輸入の流れ
今回は輸入の全体像や各フェーズでのポイントについてご紹介したいと思います。
貿易業務の経験がない方にとっては輸入の全体像が把握しづらいかと思いますが、輸入には基本のパターンがあるのでまずはその大まかな流れを把握することが大事です。

今回は既に取引実績のある輸出者とのやり取り、輸入の全体像についてご紹介します。

発注書(PO:Purchase Order)の発行

商品名や価格、出荷希望日等の出荷条件を記載した発注書を作成します。定期的に発注する場合は売買基本契約書を取り交わしておき、事前の取り決めが不履行になった場合の処理方法を明確にしておくことが重要です。
発注書を発行したあとは、発注内容や出荷時期が確認された証としてSO:Sales OrderやPI:Proforma Invoiceが輸出者側から発行されることがあります。

発注時の注意事項などは下記の記事にまとめてあります。

こちらも参考にしてください。

生産状況の確認

海外工場で生産遅延が発生した場合、輸出車側からタイムリーな通知がない場合があるため、随時輸入者側からも生産状況を確認します。もし遅延連絡があった場合はその時点で納期調整をします。

ブッキングの確認

本船名、コンテナサイズ、CYカット日/CFSカット日、ETD、ETA等を輸出者側、フォワーダーに確認します。

取引条件によっては輸入者側からフォワーダーを指定することも出来ます。

船積み・出港

本船がスケジュール通りに出航したかをフォワーダーに確認をします。
船積みが完了すると船会社からB/L(Bill of Landing=船荷証券)が発行され、フォワーダー経由で書類を受領します。
また、出港前の時点では輸出者側で既にインボイスやパッキングリストの作成が完了しているはずなので、出港のタイミングでこれらの通関書類を入手し、発注書と相違が無いか確認しておく必要があります。入港までに書類の送付や納入日の調整をフォワーダーと話をしておくと入港後の通関等がスムーズになります。

入港・通関
入港後、フォワーダーから税関へ通関手続きを行います。

デバンニング/ドレージ輸送

LCLの場合は貨物をコンテナから取り出す作業が行われます。このことをデバンニングといいます。
FCLの場合は港でデバンニングせずにそのまま目的地まで陸上輸送することがあります。そのためには事前にフォワーダーにドレージ手配をお願いしておく必要があります。

→LCL及びFCLについては下記記事にて別途まとめてあります。

国内輸送

ドレージ手配をした場合は輸入者側がフォワーダーに指定した場所、日時に納入されます。(LCLの場合は混載便にて輸送されますので、時間帯を指定するには追加料金がかかります。)